こんにちは!
京都、宇治の
きさくな税理士のひらやまです。
本日は、間近に迫ってきている、確定申告の納付方法について、ご紹介させて頂きます。
所得税の納付の仕方は4種類ある!?
早速ですが、皆さんは確定申告をして、いざ、
納付!となったとき、
どのような手段で納付されていますか?
近年では、税制の改正により、様々な納付の仕方ができるようになりました。
時代のニーズを反映した納付の仕方もございますので、ご紹介させて頂きます。
銀行や税務署の窓口で納付する
昔ながらの納付の仕方です。
通称「納付書」を言われるものに手書きで記載し、金融機関や税務署の窓口で納付する方法です。
一番ポピュラーで、定着している納付の仕方ですね。
メリットは特にありませんが、
デメリットとして、書き間違えなどにより、新たに書き直さなければならなくなることや、
納付書を税務署に取りに行くか、郵送してもらうことになるので、
時間コストがかかります。
なお、当然ですが、納付期限は、
平成30年3月15日(木)が期限になります。
振替納税により納付する
こちらも比較的昔からある納付の仕方です。
わかりやすく言えば、税金の自動引き落としですね。
メリットとして、金融機関や税務署に行かなくても自動で税金を納付できることと、
自動引き落としの関係から、引落し時期が、
平成30年4月20日(金)になります。
したがって、通常の納付時期よりも約1ケ月、納付を遅らせることができるので、資金繰りに少しですが余裕ができることでしょうか。
なお、消費税の振替時期は、
平成30年4月25日(水)ですので、ご注意ください。
デメリットとしては、自動引き落としであるが故に、ついつい忘れてしまうことです。
振替日に、口座残高が足りなく、引落しが出来なかった場合は、延滞税(税金が納付できなかった罰金税)が課せられるので、振替日前には必ず残高の確認をしておきましょう。
振替納税を利用する場合は、平成30年3月15日(木)までに、
金融機関又は税務署で手続きをしなくてはなりません。
期限間近になると、税務署も混み合うため、お早めに手続きされることをお勧め致します。
電子納税(ダイレクト納付)
インターネットバンキングを利用した納付方法です。
ひらやま税理士事務所では、こちらを推奨しています。
ご自宅にいながら、スマートフォン、タブレット又はパソコンから簡単に納付できます。
メリットとしては、電子申告(e-tax)との相性が抜群に良いことです。
電子申告と同時に電子納税の手続きも行うことができ、即日納付や、先の日付を指定して納付することもできます。
前掲の振替納税では、振替期日に口座残高が不足していて、納付できなかった!
という最悪の事態が想定されますが、こちらは、インターネットバンキングを利用することにより、
リアルタイムで残高を確認できるので、資金繰りと相談しながら納付の計画が立てやすくなります。
デメリットとしては、インターネットバンキングやダイレクト納付の開始手続きが必要であるため、
1~2ケ月くらい時間がかかることでしょうか。
今年からダイレクト納付で納付しよう!
という方は、お早目に手続きをするようにしましょう。
クレジットカード納付
近年新たに登場した納付方法の一つです。
外部(トヨタファイナンス㈱)に国税の納付の立替払いを委託して、
決済手数料とともに、納税者は引落しされる仕組みです。
メリットとしては、前掲の電子納税に近いイメージです。
デメリットとしては、決済手数料が余分に出てくることです。
税金+決済手数料なので、前掲の電子納税よりも負担が増加することとなります。
どうしても、外部委託者を使うことになるため、手数料が生じるのでしょう。
所得税の延納
実は所得税には、
『延納』という制度があります。
納付期限間近になって、どうしても資金の都合がつかない!
といった場合などに、納付期限までに、納税額の半分以上を納付すれば、残りの税金は
平成30年5月31日(木)までに納付することができる制度です。
しかし、延納期間中は、
年1.6%の利子税が課せられますので、
緊急時の手段として延納制度は利用するようにしましょう。
まとめ
以上、ご覧頂きましたように、確定申告の納付の仕方は様々です。
今年からこれでやってみよう!
でも手続きがわからない・・・
そんなときはぜひ、ひらやま税理士事務所にお問合せください^^
本日はこのあたりで。
ひらやま税理士事務所では、平成29年分の確定申告の受付けを開始しております。
早期割引制度や、無料の訪問相談もございますので、ぜひご利用ください^^