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地方税版ダイレクト納付の創設と手続き方法

こんにちは!

京都、宇治市のきさくな税理士のひらやまです。

最近は雨が多くて少しずつですが暑さがやわらいできたように感じます。

 

さて、本日はタイトルのとおり、地方税版のダイレクト納付について解説していきます。
国税では以前からダイレクト納付があり、給料等の源泉所得税や法人税などの納付が、ご自宅にいながらパソコン等で行える便利なものです。

 

納付の方法等について解説しているブログはこちら

 

ダイレクト納付を利用して、大きな恩恵を受けられるものの代表が、給料等の源泉所得税の納付です。
源泉所得税は、原則毎月10日(土日祝日の関係で前後します)までに納付するものですが、ご自宅や職場から納付ができるので大変便利なものです。

ところが、住民税も原則毎月10日(土日祝日の関係で前後します)までに納付するものですが、こちらは国税のダイレクト納付なるものがありませんでした。
従って、国税でダイレクト納付をしても、住民税の納付は結局金融機関に行かなければなりませんでした。

これにより、国税のダイレクト納付もいまいち浸透しなかったのです。

 

そこで、令和1年10月1日からとなりますが、地方税版のダイレクト納付が創設されました。

 

以下、地方税版のダイレクト納付の手続き方法についてみていきたいと思います。

 

 

地方税版ダイレクト納付はいつから使えるの?!

 

令和1年10月1日からとなります。

しかし、事前の口座登録は既に開始しており、事前の登録期間は8月19日~9月13日までとなっています。
本日時点で既に事前登録は開始されていますので、いち早く使いたい方やご興味がある方は登録されてみてはいかがでしょうか。

 

また、今まで国税のダイレクト納付の手続きをされていなかった方も、この機会に国税と地方税のダイレクト納付の手続きをされてみてはいかがでしょうか。

インターネットバンキングが必須とはなりますが、利用している側としては非常に便利でお勧めできるものです。

 

 

地方税版ダイレクト納付の事前登録方法を教えて!

 

登録方法は簡単ですが、el-tax(地方税の電子申告)の開始手続きをされていない方は以下より先に登録してください。

 

el-taxの利用開始はこちら

 

el-taxの利用開始手続きが完了しましたら、PCdesk(WEB版)のページに移動します。

 

PCdesk(WEB版)のページはこちら

 

 

次のページが出てこればOKです。(利用時間外ですとその旨表示されます)

上記のページ上で、まずはel-taxの利用者IDとパスワードを入力してログインします。

 

ログインに成功すると、次のページが表示されます。

項目が色々あるのですが、『納税メニュー』を選びます。

すると次のページが表示されます。

こちらのページでは、『口座情報の登録』をクリックしますと、次のページが表示されますので、内容を確認して右下の『同意する』ボタンをクリックしてください。

 

 

次の口座情報の登録画面が表示されますので、必須項目はもれなく入力してください。

必須項目を入力して、完了をクリックすると、次のページが表示されます。

これで完了ではありませんので、そのままページは閉じないでください。

 

右下の「納税メニュー」の左隣に、『申込用紙印刷』(重要)がありますので、こちらをクリックしてください。

 

申込用紙を印刷しますと、3部印刷されます。

 

1枚目は、金融機関への提出用の用紙、

2枚目は、宛名と説明書き

3枚目は、1枚目の納税者控え用となります。

 

1枚目と3枚目に金融機関の届出印を押印して、1枚目のみ郵送します。

 

注意点としては、1枚目を印刷&押印して、最寄りの金融機関の窓口へ持参しても手続きは行えません。

 

あくまでも郵送による提出となっていますのでご注意ください。

 

いかがでしたでしょうか。

 

地方税版ダイレクト納付の創設により、便利な納付方法がまた一つ確立されましたね。
ダイレクト納付は条件を満たせばですが、お勧めできる便利な納税方法の一つです。
この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。

 

本日はこのあたりで。

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